「筋持久力」と「心肺持久力」――どちらも“持久力”とつくため混同されがちですが、実は鍛える目的や効果が異なります。この記事では、それぞれの違いを明確にし、目的別のトレーニング方法についても紹介します。
筋持久力とは?
筋持久力の定義
筋持久力とは、ある筋肉が反復して動作を続ける能力のことです。例えば、「スクワットを30回行う」「腕立て伏せを連続で行う」など、筋肉に軽〜中程度の負荷をかけて、一定時間以上動作を維持する力が求められます。
筋持久力が重要なスポーツや動作
- マラソンやジョギング中の脚の粘り
- 登山や自重トレーニング
- チームスポーツ(サッカー、バスケなど)における反復的な動き
心肺持久力とは?
心肺持久力の定義
心肺持久力は、心臓と肺が酸素を取り込み、血液を通じて筋肉に酸素を送り届ける能力のこと。長時間の運動を行う際に不可欠な体力要素で、「有酸素運動のスタミナ」に関係します。
心肺持久力が重要な場面
- 長距離ランニングやサイクリング
- 水泳、登山、トライアスロン
- 全身運動で疲れにくい身体作り
筋持久力と心肺持久力の違いまとめ
要素 | 筋持久力 | 心肺持久力 |
---|---|---|
主に鍛えられる部位 | 筋肉(局所的) | 心臓・肺・全身 |
トレーニング例 | 高回数の自重トレ、サーキット | ジョギング、バイク、水泳 |
効果 | 筋肉が長く動き続ける | 全身のスタミナアップ |
目的に応じた鍛え方のポイント
筋持久力を高めたい人向け
・低~中重量 × 高回数(15〜20回)
・休憩時間は30〜45秒程度で短め
・体幹トレーニングやHIITも有効
心肺持久力を高めたい人向け
・ウォーキングやジョギングを週3〜4回
・20分以上の継続的な有酸素運動
・ランニングのペース走やインターバルも効果的
まとめ|持久力は2種類ある!目的に応じて鍛え分けよう
筋持久力と心肺持久力は、それぞれ異なる目的と効果を持ちます。筋肉を長時間使う力を養いたいなら筋持久力、運動全体のスタミナを高めたいなら心肺持久力がカギとなります。
自分のゴールに合った方法でトレーニングを組み立て、効率よくパフォーマンスを向上させていきましょう!
キャプテンKのひとこと:
「“粘り強さ”は筋肉にも、心肺にも必要だ!目的を見極めて、正しく鍛えろ!」
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